アイスホッケー 想像以上に激しい
アイスホッケーは氷上の格闘技と表現される激しいスポーツです。日本ではあまりメジャーなスポーツではありませんが、欧米では人気の高いスポーツです。キーパーを含む各チーム6名で競技をしますが、スティックを巧みに操作してパックを相手ゴールに入れるという動きになります。言葉だけ見ると単純なスポーツのように思えますが、決してそうではありません。なぜなら氷上全てを縦横無尽に動き回れるので、サッカーで言うラインを割るという発想はありません。つまり壁も有効活用できますし、ゴールの裏も使えるのです。パックも地面を這わせるようなショットだけでなく、あえて宙に浮かせるようなショットもできるのでプレイヤーは考えることも多いです。サッカーなどにも見られますが、大胆に攻めるパワープレーをする時はキーパーも攻撃に転じます。
氷上で動き回るので、いくら防具を装着していると言っても激しい衝突は免れません。だからこそ氷上の格闘技と呼ばれるのですが、時には選手生命に関わるような怪我をすることもあります。しかし、逆を言えばそのような激しさが観客を興奮させて人気を博しているという部分もあるのです。
時速約180キロでパックが飛び交うので、バスケットボールのように次々とゴールが決まるかと思いきや阻止率は約90%と高いです。なのでゴールが決まった時の興奮は大きいですし、展開によって攻守の切り替えをする必要があります。戦術、そして激しさなど見どころの多いスポーツです。